9月7日から9月19日にかけて、追加の現地調査候補サイトであるBoracay島、Palawan島Puerto Princesa、Panay島北東端のBancal湾と同島東岸のBanate湾を視察し、現地の状況を詳細に把握するとともに、ミーティングに出席し地元関係者の意見を聞
くことができました。また、フィリピン大学のEnviSAGE研究室を訪問し、マングローブ林のBlue Carbon貯蔵量広域推定に向けたリモートセンシング技術の応用手法に関して情報を得ることができました。
参加メンバー:
【灘岡研】灘岡・江川・田野倉
【中村研】中村
ボラカイ島
ボラカイ島は,美しい砂浜やサンゴ礁で知られ国内外から多くの観光客が訪れています.しかし,急速に進む観光開発によって様々な環境負荷が発生しています.持続可能な観光開発を実現するために,環境保護も視野に入れた新しい開発政策の策定が求められています。
ボラカイ島のホワイトビーチ
今回の現地調査では現地の環境保護を目的とするNPO団体が主催するワークショップに出席し、これまでのプロジェクトでの研究成果等に関する発表及びディスカッションを行いました。
プエルト・プリンセサ
フィリピン南西部、南北に細長いパラワン島の中央部にある州都プエルト・プリンセサは、手つかずの自然が多く残されており「秘境」と呼ばれています。
今回の調査では、Puerto Princesa近くのHonda湾沿岸域のマングローブ林を視察するとともに、今後の研究候補地として市役所で会議を行いました。
バナテ湾
IloiloのBanate湾周辺では、河川からの土砂輸送や栄養塩流出および過剰な養殖等が問題となっています。
バナテ湾
今回の調査では、Panay島北東端のBancal湾と同島東岸のBanate湾を視察し現地の状況を詳細に把握することができました。
EnviSAGE研究室
フィリピン大学のEnviSAGE研究室を訪問し、マングローブ林のBlue Carbon貯蔵量広域推定に向けてリモートセンシング技術の応用手法に関して学ぶことができました。