写真集 2011

8/18-9/15 石垣島現地観測


沖縄県石垣島で夏季集中観測を行いました。
期間:8/18-9/15
内容:
・吹通観測(リーフ内に測器の設置・採水、漂流ブイ実験、生物調査、地下水調査)
 サンゴ礁とマングローブが存在する吹通において、流動を考慮したサンゴ礁の生態系モデルを構築することを目的とし、様々な観測を行いました。流動特性や海水の化学成分を調べるために、リーフ内に測器を設置して流速や水温、塩分等の測定や採水、漂流ブイ実験を行いました。また、地下水の流出量を知るために、地下水の成分に含まれるラドンの濃度を測定しました。リーフ内の生物群集の分布を調べるために、ベルトトランゼクト法による生物群集の被度調査を行いました。

・明石観測(生物調査、漂流ブイ実験)
 明石でも同様にリーフ内の生物調査、漂流ブイ実験を行いました。

・白保観測(チャンバー実験、定期観測)
 栄養塩や赤土、高水温等のストレスがサンゴにどのような影響を与えるかを理解するために、チャンバーを用いて現場で閉鎖空間を造りサンゴ群集の代謝測定実験をしました。チャンバーは大型(2.4mx1.2mx0.9m)と中型(1.2mx0.5mx0.3m)の2種類があり流速をコントロールできるようになっています。大型はユビエダハマサンゴを主としたサンゴ群集を覆い栄養塩の添加をしたり流速を変えたりしてその際の群集の代謝を調べました。中型は砂地で溶解実験を行いました。こちらは東大の山本さんが中心となり実験を行いました。

・陸域、社会経済調査
 畜産や農業が盛んな石垣島において、環境保全と社会経済の発展の両立を図るため、飼肥料由来の栄養塩の発生源及びその総量を把握すべく、役所等その他関係機関に対し、聞き取り調査を行いました。

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サンゴを食べてしまう、オニヒトデです。吹通地域で多く見られました。

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吹通のマングローブでも測器の設置、採水を行いました。 なかなか険しい道のりです。

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堆肥センターで入念に聞き取り調査を行うB4の竹内君。

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子牛のセリの様子。安く良い牛を買おうと、皆さん真剣な様子です。

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これがチャンバーです。ポンプを繋げて流れを起こします。

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風速計を設置する、M1の土屋君とB4の阿部さん。

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地下水調査のために吹通川の河口部に設置したラドン計です。

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微細藻類を測定する測器です。これを背負い、海岸線沿いを歩きました。

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明石での生物調査。サンゴはあまり見られませんでした。

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明石での漂流ブイ実験。終了時には夜空が星と月で埋めつくされていました。

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今回が石垣調査初参加のLoric。オフの日を楽しんでいます。

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とても気持ちよさそうです。

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最後に。
観測が終わり、夕日をバックに思いに耽る、ポスドクの中村さん。
キマってます。