8月17日から9月10日まで灘岡研究室の調査地の1つである,吹道域のマングローブの生態調査及び吹道域の微地形データの採取などを行ないました.これは,現在灘岡研究室が行っています,沿岸生態系の炭素貯蓄量のブルーカーボン調査の一部で,マングローブ域に置ける炭素貯蓄量の調査をして来ました.
マングローブ域のブルーカーボンは大きく分けて,マングローブ樹木自体に含まれるバイオマス,根っこなど地中に含まれるバイオマス,そして土壌に含まれる炭素量と言う3つの要素に分かれます.
今回マングローブ内で木の幹や樹高の測定を行なっていると多くの木が倒木している様子が観測されました.


左:マングローブ調査 右:倒木したオヒルギ
この原因として台風の風による影響や,河川からの氾濫によって土が洗い流されたことによる倒木の影響が考えられますが.
また同期間中に吹道のクリークの深度分布及び,マングローブ内の微地形データの採取も行ないました.
今回はカヤックを使いクリークの深度Sharmaさん,北沢君グループと,マングローブ内の微地形データを中村さん,安岡君というように二手に分かれて計測を行ないました.
全員泥だらけになりながらの調査お疲れ様でした.

石垣のマングローブ調査お疲れ様でした.