写真集 2016

2月21日から3月5日までフィリピン・ネグロス島北部、ヴィクトリアスシティのマングローブ林において、現地調査を行いました。

参加メンバー:
【灘岡研】江川、田野倉
【フィリピン大学】 Alさん、Janさん

調査内容
今回の調査では、フィリピンにおけるブルーカーボン貯蔵量の広域マッピングに向けて、ネグロス島北部ヴィクトリアスシティのマングローブ林においてマングローブの高さや太さ、土壌塩分を測定し、能動型リモートセンシン グ(LiDAR)による広域樹高推定結果のための検証データを得ることができました。また、LGU及び地元の方に対して聞き取り調査を行い、調査地域における近年のマングローブの植林状況、周辺海域のサンゴ・海藻の有無、台風の頻度に関する情報を得ることができました。

現地で調査をするにあたって、市役所のAgriculture部門の方を訪ねて調査のための許可をいただきました。

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調査地のマングローブ林は想定していたよりも森の密度が高く、多種のマングローブ林が生い茂っていました。

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調査では10mx30mのトランセクトを3つ設置し、トランセクト内にあるマングローブの高さと太さ、そして土壌塩分の測定を行いました。予定していたエリアの9分の8のエリアで観測を終えることができました。

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最終日には調査のお礼と終了報告を兼ねて再度市役所を訪問し、無事に調査を終えました。

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