基盤研究(B)(2) †
H9-11年度,計5,500千円代表者:灘岡
「アジアにおける沿岸環境のリモートセンシング解析」
概要:
データの若松早苗氏(当時,灘岡研究室社会人ドクター)と当研究室の共同で開発してきている,沿岸環境リモートセンシング画像解析手法としての,光学理論と非線形最適化手法を組み合わせた衛星データ画像解析手法(若松氏,H12年度日本リモートセンシング学会論文奨励賞受賞)について,さらにアジアにおける様々な自然・環境状態の違いにも対応すべく,中国・青島Jiaozhou湾やフィリピン・マニラ湾における現地実測等に基づいて一般化した.さらに,アジアにおける沿岸域を特徴づけているサンゴ礁海域での環境モニタリングに関して,上記(1)のサンゴ礁モニタリング手法を,藻場や死サンゴ,白化サンゴなどのマッピングをも可能な形に一般化した.