フィリピン・ボリナオ(2007 11/11-12/4)

フィリピンのボリナオにて,海水流動,水質環境に関する現地観測が行われました.この観測はフィリピン大学海洋科学研究所(UP MSI)との共同プロジェクトとして行われました.

参加メンバー:

灘岡先生,山本,Eugene.H,芦川,Dr.Villanoy (UP MSI) Erlinda.S (UP MSI)

B1.jpg

研究の背景・目的:

ボリナオでは,ミルクフィッシュの養殖の拡大によって,近年,水質悪化とそれに伴う周辺海域の生態系への悪影響が危惧されています.養殖が特に盛んなボリナオのサンティアゴ島周辺で現地調査を行い,水質悪化の現状とその動態機構を解明し,保全・改善案を地元に提言することを目的としています.

B2.jpg

観測の概要:

サンティアゴ島周辺の基本的な流動パターンを理解するため,メモリ式計測器によって流速,波高,塩分,水温等の連続観測を行いました.

B3.jpg

水質環境を把握するため,養殖場周辺とリーフ内を中心に,採水と多項目水質計による水質測定を行いました.採水した海水は,日本へ持ち帰り,栄養塩とクロロフィル-aの濃度を分析します.

B4.jpg

Lingayen湾の南東に新たに気象ステーションを設置しました.ボリナオの気象ステーションと比較することにより,Lingayen湾周辺における局地風の時間的・空間的な影響を把握することができます.

B5.jpg