1月8日から12日の日程でタイ南部(カオラック,プーケット島,ピピ島)における津波被害調査を行いました.今回の調査では,主に津波によって沿岸生態系がどの程度のダメージを受けたかに着目しました.今後,人工衛星画像の解析も含めて,いくつかの沿岸域のサンゴ,藻場やマングローブ等への影響を調べていくことを考えています.
カオラック沿岸域(パンガ地方):津波の遡上高は11mにも及んでいたことを確認
ナイヤンビーチ(プーケット島北部):ミドリイシサンゴ上に堆積した土砂の様子
パトンビーチ(プーケット島中部):アオサンゴの様子.中南部は比較的被害が少なかった